2025.01.06スタッフブログ

解体業者って怖いの？解体工事でよくあるトラブル５選とトラブルの対策方法をまとめて紹介【東京の解体工事ブログ】

解体業者って怖いの？解体工事でよくあるトラブル５選とトラブルの対策方法をまとめて紹介【東京の解体工事ブログ】

東京都港区にお住まいの皆様こんにちは！

東京の解体工事『株式会社クリーンアイランド』のブログ更新担当です！

東京の皆様はいかがお過ごしでしょうか？

今回は、【解体業者って怖いの？解体工事でよくあるトラブル５選とトラブルの対策方法をまとめて紹介】についてご紹介していきたいと思います。

解体業者は怖いのか

「解体業者は怖い人が多そう」「解体業者とトラブルになりそうで怖い」「多額の費用を要求されそう」などなど・・・。
現場系の業者、建物などを解体して壊す荒いイメージがある解体業者は怖いというイメージを持たれている方もいるのではないでしょうか。
実際、弊社でも「解体業者さんって怖いと思っていました」という方もいらっしゃいます。
解体工事はその性質上トラブルが起こってしまう可能性のある工事と言われています。
そのため、何も知らないまま解体工事の依頼をしてしまうと近隣からのクレームや違法工事、高額な追加の費用の請求などトラブルに巻き込まれてしまう可能性も少なくはありません。
ここでは、解体工事のよくあるトラブルの例と その解決方法を見ていきたいと思います。
解体工事では、どのようなトラブルが発生する可能性があるのかを知っておくことで事前に対策することができ、解体工事のトラブルを回避することができるでしょう。
解体工事に不安を持たれている方の参考にしていただければ幸いです。

解体工事でよくあるトラブルと対応方法5選

ここからは実際に解体工事の際によくあるトラブルとトラブルの対策方法を5つ見ていきたいと思います。
解体工事でよくあるトラブルを具体的に知っておくことでトラブルの回避につながるでしょう。

解体工事のトラブル①近隣からのクレーム

解体工事の際によくおこるトラブルとして、まず1つ目は「近隣からのクレーム」です。
施主様としても一番気になるところではないでしょうか。
建物の解体工事の作業中は騒音や振動、埃などが発生します。
大きな重機を使用して建物を解体工事する際の音は思っているよりも大きく、普段聞きなれないタイプの音に不快に感じたりストレスになることも多いと思います。
さらに、解体工事の作業の際は粉塵の飛散や埃が舞い散るなど近隣の住民や通行人にとって大きな迷惑となってしまいます。
また、重機やトラックなどが出入りしたりすることで、道路や地面を伝わり振動を感じる方もいますし、道がふさがれたり通行の邪魔になってしまうことも考えられます。
このような非日常な解体工事の作業中は、近隣の住民は不安やストレスを感じやすく「解体工事の音がうるさい」「洗濯物が外に干せない」「車が汚れる」「通行の妨げになる」などといったクレームが起こりやすくなるでしょう。

解体工事のトラブル対策方法①-1近隣からのクレーム

解体工事の際のトラブル、近隣からのクレームの対策方法として大切なのは「近隣への事前挨拶」です。
解体工事が始まる前に、必ず近隣住民へ挨拶と解体工事中のお願いに伺いましょう。
この近隣への挨拶まわりは解体業者と一緒に行っても、別々に行っても問題はありません。
解体工事が始まる一週間ほど前に挨拶状と粗品をもって伺います。
一週間前というのは、あまりに早すぎると忘れてしまうし、遅すぎると万が一、先方に会えなかった場合 挨拶ができないまま解体工事が始まってしまう可能性があるためです。
口頭だけでは、忘れてしまう可能性もあるため挨拶状を持参します。
挨拶状には、解体工事の期間や作業時間、場所、万が一、何かあった時の連絡先などを記載します。
解体工事の期間中、ご迷惑をおかけしてしまうことのお願いと解体工事への理解を求めましょう。
解体工事の期間がわかると「この期間だけだから」「お互い様だから」と理解してもらえるとともに「今日は作業が休みだから洗濯物を外に干そう」「今日から騒音が発生しやすい作業なので、なるべく外出していよう」などの対策をとってもらえるかもしれません。
さらに、連絡先を記載しておくことで万が一何かあった際には、すぐに連絡することができるということで安心できるでしょう。
もちろん、何かあった場合は解体業者がすぐに対応してくれるでしょう。

解体工事のトラブル対策方法①-2近隣からのクレーム

解体工事の際に発生する騒音や粉塵、埃の飛散を出来るだけ抑えるために養生シートの設置を行ないます。
解体工事をしている現場の建物がシートで覆われているのを見たことがあるという方もいるのではないでしょうか。
解体工事を行う建物をシートで覆うことにより、騒音や粉塵、埃の飛散を出来る限り抑えることが可能です。
解体工事の養生シートには様々な大切な役割があります。
その中のひとつとして防音、粉塵や埃の飛散防止の効果が期待できるというものがあります。

解体工事のトラブル②見積書と請求金額が違う

解体工事のトラブルでよくあるのが、見積書の金額と実際の請求金額が異なるというものがあります。
見積書に必要な費用がはいっていなかったり、追加費用が発生する可能性や別途費用が必要な場合などの記載がないとトラブルになってしまう可能性があります。
見積書の金額は建物の解体工事の費用のみで、足場養生の費用や重機などの費用が含まれていないといったケースも珍しくはないようです。
そのため、見積書の金額と請求金額が異なりトラブルになるケースがあります。

解体工事のトラブル対策方法②見積書と請求金額が違う

解体業者から見積書を提示された時に、細かい記載がされているかの確認をしましょう。
この見積書にはどこまでの作業の費用が含まれているのか、追加費用が必要になる場合はどのような場合でいくらくらい発生する可能性があるのか。
追加費用が発生する場合の対応方法などをきちんと確認して記載してあるかの確認をすることをおすすめします。
解体工事の費用は総額でいくらなのかがわかる見積書で、追加費用の発生の記載があると、後々トラブルになってしまうことを回避できるでしょう。
見積書の項目に「○○一式」と記載されている場合、詳細な内容が明記されず金額がひとまとまりになっているといった可能性があります。
内訳が記載されていないと、後で追加の費用が発生した場合、どのような追加があり、どの項目の費用が増えたかがわかりません。
そのため、「○○一式」ではなく内訳をきちんと記載してあるかを確認して、不明な点は解体業者に説明を求めることをおすすめします。

解体工事のトラブル③解体工事の遅延や中止

また、解体工事の遅延や中止によるトラブルも解体工事のよくあるトラブルでしょう。
解体工事の期間中に予期せぬ大雨や天候不良によって解体工事の作業が中断した結果、工期の遅れが発生します。
また、解体業者のスケジュール管理が甘く工期が遅れるといったケースもあるようです。
解体工事中の事故や近隣からのクレームなどによって解体工事が中断したり、中止になる場合も考えられます。
解体工事の工期が遅延してしまったら、解体工事の後に予定している建て替えや売却などのスケジュールの変更を余儀なくされてしまうでしょう。

解体工事のトラブル対策方法③-1解体工事の遅延や中止

解体工事の際によくあるトラブル、解体工事の遅延や中止を回避する方法を見ていきましょう。
まずは、解体工事のスケジュールは余裕をもって設定しましょう。
例えば、一般的な30坪の一軒家のばあいですと解体工事の着工から完工まで5日から1週間程度かかります。
見積もりの依頼をするところからですと2ヶ月から3ヶ月ほどかかります。
解体業者のスケジュールがいっぱいですぐに工事に取り掛かれない場合はもっと長くなるでしょう。
さらに、地域によったら大雪や台風などの影響で解体工事の作業が遅延してしまうことも考えられます。
工期についてや遅延の可能性など解体業者とよく相談をしてスケジュールを立てることをおすすめします。

解体工事のトラブル対策方法③-2解体工事の遅延や中止

また、解体工事の後 建て替えを行なう予定や売却する予定などの場合は期日を動かせないことを解体業者に伝えましょう。
いつまでに解体工事を終わらせたい旨を伝えておくことで解体業者もスケジュールの調整をしてくれるでしょう。
そのためにも、遅くても3ヶ月前には解体業者に相談したいところです。
解体工事をすることが決まったら、もしくは解体工事をする可能性があるなら出来るだけ早く解体業者に相談することをおすすめします。

解体工事のトラブル④解体工事の範囲を間違えている

解体工事の範囲にミスがある。
というトラブルも、解体工事のよくあるトラブルのひとつでしょう。
例えば、家屋だけを解体工事する予定だったのが倉庫も解体してしまった。
庭木は置いといてほしかったのに撤去してしまった。
などといったトラブルは少なくはありません。
撤去範囲について細かい部分まできちんと解体業者に伝わっていないとトラブルが発生しやすくなってしまいます。

解体工事のトラブル対策方法④解体工事の範囲を間違えている

解体工事の範囲を間違えているというトラブルを防ぐためにも解体業者とは事前にしっかりと打ち合わせを行なうことをおすすめします。
解体工事の見積もりを依頼すると解体業者は現地を見て調査を行い見積書を作成します。
その際には必ず立ち合いを行ない、残してほしいもの、撤去してほしいもの解体撤去をする範囲を細かく伝えましょう。
口頭だけではなく希望の解体撤去範囲を書面に明記して残しておくと安心でしょう。

解体工事のトラブル⑤登録や許可を取得していない解体業者に依頼

解体工事を請け負う業者は「解体工事登録」または「建設業許可」が必要です。
しかし、解体業者の中には登録や許可を取得していない解体業者も存在します。
このような法律を遵守していない解体業者に依頼してしまうと、他の法律も守っていない可能性も高いため注意が必要です。
法外な追加費用を請求されたり、不法投棄をおこなったりなどのトラブルに巻き込まれてしまう可能性も考えられます。

解体工事のトラブル対策方法⑤登録や許可を取得していない解体業者に依頼

登録や許可を取得していない解体業者に依頼してしまうというトラブルを防ぐためには、解体工事の見積もり依頼をする際に「解体工事登録」または「建設業許可」を取得しているかを確認することをおすすめします。
請負金額が500万円（税込）未満の解体工事を施工するには「解体工事登録」が必要となります。
「解体工事登録」は建設リサイクル法（建設工事にかかる資材の再資源化に関する法律）により定められた登録制度のことです。
請負金額が500万円（税込）以上の解体工事を施工する場合は「建設業許可」が必要となります。
解体業者に直接確認しにくい場合は、解体業者のホームページや担当者の名刺、各都道府県の公式ホームページ（都道府県名　解体工事業者登録一覧）で確認することができます。
「建設業許可」は国土交通省の「建設業者・宅建業者等企業情報検索システム」から調べることが可能ですので確認しておくことをおすすめします。

解体業者は怖いイメージがある方も多いと思いますが、そんなことはありません。
よくあるトラブルの例や対処方法をいれば対策することも可能です。
しかし、解体業者の中には悪徳な業者も存在するため知らずに悪徳な業者に依頼してしまわないよう注意しましょう。

まとめ

今回は、【解体業者って怖いの？解体工事でよくあるトラブル５選とトラブルの対策方法をまとめて紹介】についてをご説明いたしました。

解体工事に関しての ご相談・お見積もりは、是非一度、クリーンアイランドにご相談ください。