2025.08.08スタッフブログ

東京の解体工事費用相場2025年版｜木造・鉄骨・RC別に徹底解説【東京の解体工事ブログ】

東京の解体工事費用相場2025年版｜木造・鉄骨・RC別に徹底解説【東京の解体工事ブログ】

東京都港区にお住まいの皆様こんにちは！

東京の解体工事『株式会社クリーンアイランド』のブログ更新担当です！

東京の皆様はいかがお過ごしでしょうか？

今回は、【東京の解体工事費用相場2025年版｜木造・鉄骨・RC別に徹底解説】についてご紹介していきたいと思います。

東京の解体工事費用相場

東京都内で解体工事を検討している方にとって、一番気になるのはやはり「費用の相場」ではないでしょうか。
建物の構造や立地条件によって費用は大きく変わり、さらに2025年からの資材費・人件費高騰の影響も無視できません。

ここでは、木造・鉄骨・RC（鉄筋コンクリート）別の費用相場や、費用を抑える方法、見積もり時の注意点まで見ていきたいと思います。
初めて解体工事を行う方でも安心して進められるよう、参考にしていただければ幸いです。

東京の解体工事費用相場（2025年最新データ）

解体費用は主に「坪単価 × 延べ床面積」で計算されます。
以下は東京都内での2025年時点の解体工事の費用の目安です。

木造住宅の場合、坪単価は4万5,000円〜6万5,000円が目安で、延べ床面積30坪で計算すると約135万〜195万円となります。
鉄骨造（S造）は木造よりも頑丈なため解体に手間がかかり、坪単価は6万〜8万5,000円、30坪の場合で約180万〜255万円程度が一般的です。
さらに最も頑丈なRC造（鉄筋コンクリート造）は、坪単価が7万5,000円〜10万円と高く、30坪規模で約225万〜300万円が目安となります。
このように、同じ延べ床面積でも構造によって数十万円以上の差が出るため、解体工事計画を立てる際は構造別の相場を把握しておくことが重要です。

木造住宅の解体費用目安

木造住宅は他の構造に比べて比較的解体しやすく、費用も3種類の構造の中で最も安価です。
東京都内での坪単価は4万5,000円〜6万5,000円程度が目安となります。
木造は軽量で作業効率が高く、重機を使えば比較的短期間で解体できます。
また、柱や梁などに再利用できる木材が含まれている場合、その分廃棄物処分費が減り、費用が一部減額されるケースもあります。

東京ならではの注意点としては、東京都は住宅密集地が多く、重機が入れない場所では手壊し作業が必要になる場合があります。
この場合、人件費や工期が増えるため、解体工事の費用が割高になりやすいです。
また、接道する道路幅が4m未満の場合は、重機や大型車両が現場に入れず、資材の搬出入に時間がかかるため、解体費用が上昇する傾向があります。

鉄骨造（S造）の解体費用目安

鉄骨造は木造よりも耐久性や強度が高い分、解体にはより多くの手間とコストがかかります。
東京都内での坪単価は6万円〜8万5,000円が目安です。
鉄骨を切断するためにはガス切断機や大型重機を使用する必要があり、さらに重量のある部材を搬出するための設備や作業員が必要となります。
また、鉄骨は重量があるため処分費用も高くなる傾向があります。

東京都特有の事情としては、鉄骨の長尺材を現場から搬出するためのスペースが確保できない場合、クレーン車や特殊搬出機材の使用が必要になり、その分費用が増加します。
さらに、工事騒音や振動への規制が厳しい区では作業時間が制限されるため、工期が延び、結果として人件費が上がるケースもあります。

RC造（鉄筋コンクリート造）の解体費用目安

RC造は3種類の構造の中で最も頑丈で、解体作業においても最もコストがかかります。
東京都内での坪単価は7万5,000円〜10万円が一般的です。
RC造の解体には、コンクリートの破砕、内部にある鉄筋の切断、資材の分別など複雑な工程が必要となります。
そのため、大型重機と人力作業の併用が必須となり、さらに廃棄物は産業廃棄物として処分費が高額になります。

東京特有の条件としては、高層マンションやビルの一部解体では足場や養生費が高額になる傾向があります。
また、大型重機が搬入できない現場では小型重機や人力で作業を進める必要があり、時間と費用がかさむ原因となります。

解体費用に影響する5つの要因

1. 建物の構造
   　木造・鉄骨造・RC造など構造によって必要な工法や重機が異なり、費用差が大きくなります。

2. 延べ床面積
   　広ければ広いほど解体量が増え、費用も比例して高くなります。

3. 立地条件
   　道路幅や周辺環境によって搬出入の難易度が変わり、追加費用が発生することがあります。

4. 付帯工事の有無
   　庭木撤去、外構解体、地中障害物の撤去などが追加されると費用が上がります。

5. アスベストの有無
   　調査や除去作業が必要な場合、数十万円単位で費用が上乗せされます。

東京で費用を安くする方法

• 不用品は事前に処分
  　業者に任せると処分費が割高になるため、自分でリサイクルショップや自治体回収を活用する。

• 複数業者の相見積もり
  　最低3〜5社から見積もりを取り、相場感をつかむ。

• 工事時期をずらす
  　繁忙期（年度末や夏前）を避けることで、値引き交渉がしやすくなる。

• 補助金制度を活用
  　東京都や区市町村が行う空き家除却・危険建物除却などの補助制度を利用する。

• 再利用資材の売却
  　古材、鉄材、建具などをリユース業者に売却することで処分費削減が可能。

見積もり時に必ず確認すべきポイント

解体工事の見積もりを取る際、単に坪単価や総額だけを比較するのではなく、細かな内訳までしっかり確認することがとても重要です。
まず、坪単価だけでなく「総額」と「費用の内訳」を必ず確認しましょう。
坪単価は目安に過ぎず、実際には工事の規模や内容によって追加費用が発生するケースもあるようです。
内訳には、作業費、人件費、機械使用料、廃棄物処分費、養生費などが含まれます。
これらの費用が明確に記載されていない見積書は、後から追加請求されるリスクがあるため注意が必要です。
特に「養生費」と「廃棄物処分費」が見積もりに明記されているかは必ず確認することをおすすめします。。
養生費とは、近隣の建物や歩行者を工事の影響から守るためのシート設置や養生資材の費用です。
これを省略してしまうとトラブルの元になってしまいます。
廃棄物処分費は、解体で出た建材や残材を法律に則って適正に処分するための費用で、解体工事の費用の中で最もコストがかかる部分の一つです。

また、解体工事中に予想外の状況が見つかった場合の追加費用の発生条件が契約書にきちんと明記されているかも重要なチェックポイントです。
例えば、地中に埋まっていたコンクリートの塊や基礎の追加撤去、アスベストの発見などが該当します。
事前に追加費用のルールが決まっていれば、トラブルや不当請求を防げます。

まとめ

今回は、【東京の解体工事費用相場2025年版｜木造・鉄骨・RC別に徹底解説】についてをご説明いたしました。

解体工事に関しての ご相談・お見積もりは、是非一度、クリーンアイランドにご相談ください。